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Channel: 釣り好きおっくんの日々日常
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アシストフック考察(2)基本のツインフック自作編

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こんにちは、おっくんです

 

 前回の続きでアシストフック編です

今回は実際にアシストフックを作りながら説明していきたいと思いますが

おっくんの場合アシストフックにはリングとの接続のしかたで大まかに4パターンあります

 

【リングと結びでつないだツインフック】

ライトジギング・根魚で出番の多い形ですが

結びがかさばらない細めのアシストラインで

可動域を稼ぎたいショートフックが主体になります

(太いザイロンノットでは結びが緩みやすいので不向き)

 

【リングをセキ糸で固定したツインフック】

こちらはやや長めのアシストで可動域を抑えたい場合によく使います。

タイイング(セキ糸巻き)で可動域おさえることで長めのアシストでもリーダーやジグに絡むのが減るのと、片方のフックにHITすると反対のフックが連動して動くので地獄掛かりしやすいです。

 

【ニードルをつかった折り返し(中通し)でリングと接続したシングルフック】

青物狙いで1点集中のフッキングパワーでしっかり貫通させたいときに使います

 

【ニードルをつかった折り返し(中通し)でリングと接続したツインフック】

なるべくフックの可動域を稼ぎたいときにつかいます。

左は極小ジグをつかった鯛ジギングなどのテール用でフレキシブルに動くベリーショートフックです。

右はショートジグでの青物用ツインですが、結びではコブが大きく不格好で結び部が緩みやすくタイイングでは可動域が少なくなりすぎるので折り返しのツイン仕様にしています。

 

では

【リングと結びでつないだ基本のツインフック】の例として

根魚狙いでいつも使っているアシストフックを実際に作りながら説明します。

根魚に強いタングステンジグに合わせたセッティング

(フック=ジガーライトシワリ3/0、アシスト=ザイロンノット15号、中芯=前側フロロ2号2本、後側フロロ2号1本、リング=ASS♯4(外径6mm) ※理由は後述しますが後側にも1本だけですがフロロの中芯をいれます)

 

(1) まずリングからフックまでの距離を前後とも20mmと設定しておっくんの場合はザイロンノット15号を80mmにカットします。

 

(2)ザイロンノットの中芯を捨て好みの硬さのフロロカーボンを通します。今回は前側フロロ2号2本、後側フロロ2号1本です

 

(3)リングに結ぶ(わかりやすく大き目リングとタコ糸で説明)

↑ 二つ折りにしたアシストラインをリングに通してからリングの反対側に折り返す

↑ 一度ねじってから反対側に

↑ S字フックでリングを固定しながら左右のアシストラインが同じ長さになるようゆっくり締めこんでいきます

↑ 余分なフロロをカットするとこんな感じです

 

ツインフックの場合先にアシストラインの両側にフックをつないでからリングに結ぶやり方もありますがフックの向きが安定しません。おっくんはフックの向きがよれてしまうのがきらいなので先にアシストラインをリングに結びます。

もしよれてフックの向きがそろってしまうと

フックが魚の口を貫通するのに倍の抵抗がかかってしまいます。まぁ使っているうちに自然によれてしまいはしますがフック本来の貫通力と向い合せにセットすることでのサポート力を最大限に引き出すためには先にリングに結んでアシストラインのヨレをとってからフックを装着するのがいいと思います。テール側にも1本とはいえフロロを中芯にいれるのはこの考えのためです。それと綺麗に左右対称になればフォール時にフックが暴れずに安定します!

 

(4)セキ糸の根付幅を考えてフックを外から内に向けて貫通させます。

 

(5)セキ糸を巻いていきます

 ↑ そのままでは反対のアシストラインが邪魔なので洗濯ばさみをおもりにして隙間をあけます

↑ 中指と薬指でフックをホールドして親指と人差し指でフックの軸とアシストラインとセキ糸の端をおさえます。そしてまずはフックのタタキ側を巻きます

↑ セキ糸が締まってすっぽ抜けなくなったら形を整えながら全体を隙間が残らないようにクルクルと巻きつけます。巻きはセキ糸にしっかりテンションをかけましょう。タタキの根元は特に丁寧に!

↑ 巻き終わりはハーフヒッチ3回で固定して

↑ さらに1回転巻いてセキ糸を切り落とす手前をピンポイントに瞬間接着してセキ糸をCUT!

↑ セキ糸全体に薄く瞬間接着剤をしみこませて完了。アシストラインに接着剤がつくとブレイクしやすくなるのでつかないように丁寧に!余分な接着剤はすぐにティッシュでふきとりましょう!

 

(6)同じ要領で反対側も

 

(7)熱収縮チューブをかぶせてリング結び部に緩止用ソフト硬化接着剤をつけて完成

↑ そのままでもいいですが収縮チューブをかぶせると綺麗にみえるし結合部の保護になります。

おっくんは熱収縮チューブ用アイロンを使うため熱の入りすぎる心配はないのですがライターで収縮させる場合はアシストラインに熱が入らないよう注意しましょう。セキ糸にナイロンやPE使う方は根付部にも熱が入りすぎないよう注意

ザイロンノットの場合は結びが緩みやすいので緩み止めとしてソフト硬化の接着剤を結び部に爪楊枝の先を使って少しだけつけてます

 

※PRノッターを持っている方はPEラインを使って

↑ PRノットの要領でくるくるくるっとボビンを回転させれば

↑ 写真右のようなすっきりした根付も可能です

 

以上【リングと結びでつないだ基本のツインフック】でした~

 

まだ続きますよ~

次回は「基本のシングルフック」「ツインフック(ロング)」「太刀魚フック」などを順番に紹介させていただきますね

 

 

 

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